MARGARET HOWELL別注のオールデン 2938F 

服・靴

MARGARET HOWELL別注のプレーントゥ 2938F 

 2022年にオールデンが値上げされた後でも、コードバンモデルのこの別注品は値上げが反映されておらず、以前のコードバンモデルと同等の価格(14万円程)で購入することができました。マイサイズもあったので思わず購入してしまい、ブランドロゴもダブルネームの限定仕様になっていました。

 2938Fというモデルで、ブラックとバーガンディの2色展開でしたが、既にブラックのプレーントゥである9901を所有しているので、バーガンディのカラーを選びました。ラストは同じバリーラストでしたので、同じくサイズ9でピッタリでした。

アンラインドが履き心地がいい

 プレーントゥでラストが同じバリーラストであるなら、9901や990とどう違うのかが気になりますが、アンラインド(靴におけるアッパーのとある仕様で、通常、革靴は耐久性を高めるために革を2、3枚縫い合わせて甲革(アッパー)として使います。アンラインドはこの革が1枚革となっている)のため、履きごごちがとても柔らかい仕様になっています。

 柔らかい履きごごちなので、窮屈感がなく、春夏に軽快に履きたい時にピッタリの靴になりました。また、アッパーが一枚革のシェルコードバンとなっているため、アッパーの裏地にホーウィンスタンプが押されている事があります。当方の製品も奥の方にチラッとホーウィンスタンプが見えていました。私が持っている他のオールデンモデルでは通常アッパーは2枚革になっていて、スタンプは見えているものに出会っていません。

9901との比較

 写真の見た目は殆ど変わりません。左が2938F、右が9901になります。ただ、アンラインドになっているため、履きごごちは全く違います。かっちりしているのが9901で、とても柔らかいのが2938Fになります。

 9901のアッパーのベロの部分を見ると、革を貼り合わせているのがわかります。アンラインドはここが一枚になっており、とても柔らかい履きごごちを実現しています。

 まだ経年変化は見れていませんが、アッパーが一枚革で柔らかいので、9901に比べてシワがとても入りやすく、シワの入り方の違いも楽しみながら履き倒していきたいと思います。

 以上、MARGARET HOWELL別注のオールデン 2938Fのご紹介でした。

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